I don’t know は失礼?

「分からない」と表現したい時は「I don’t know.」

誰しもが学校で習った記憶があると思います。

ただ、この「I don’t know.」の連発は
相手に不快感を与えてしまう言葉なんです。

もちろん言い方もありますが、聞かれたことに対して
「I don’t know.」と答えるとそっけないというか
突き放すような返答に聞こえてしまいます。

言い方次第では、「なんで私に聞くの?知っているわけないじゃん」のような
ニュアンスになってしまう場合もあります。

例えば、次の文章を読んでみてください。

A:Excuse me. Could you tell me how to get to Shinjuku station?
(すみません、新宿駅への行き方を教えてもらえますか?)

B:I don’t know.
(知らないです。)

よくありそうな状況ですが、
「I don’t know.」だけで答えると
質問に対して無関心なイメージ(特に初対面だと無愛想な印象を受ける)を持たれてしまいます。

じゃあ、どのような言葉を使うのが良いのでしょうか。

「知らない」を表現するフレーズ

I’m sorry I don’t know.

「I’m sorry 〜」や「I’m afraid 〜」を付け加えることで
柔らかい印象を与えます。

I’m sorry I don’t know.
(ごめんなさい、わかりません)

I’m afraid I don’t know.
(残念ですが分かりません)

I’m not sure.

答えに確信がない場合は、「I’m not sure.」
sureという単語は、形容詞で「確かである」という意味になります。

I’m not sureは直訳すると、「私は確信が持てません」となり
会話的な自然な訳にすると、「うーん、どうだったかなぁ。」という意味になります。
「I don’t know.」よりも柔らかい表現となります。
「I’m not sure.」の後に、文書を付け加えるだけで
さらに丁寧な印象になります。

A: Do you know his name?
(彼の名前を知っていますか?)

B: I’m not sure, but I think it might be Akane.
(う〜ん、どうだったかな。多分、あかねだと思う。)

I have no idea.

ideaはアイデア、考えという意味なので
「考えを持っていません→知りません」という表現になります。
「あなたの質問に対して考えましたが、答えが浮かびません」といった感じで
質問に寄り添って考えてくれているという誠意が伝わります。

A: Do you know what is he doing?
(彼が何をやっているかわかる?)

B: I have no idea.
(わからないな〜。)

いかがでしたでしょうか。
ぜひ”I don’t know” ではなく
さらに優しく伝わりやすい表現を学んで
相手とのコミュニケーションに活かしてくださいね!

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